おたっしゃブログの目的

 
「介護が必要になったら、施設に入ればいい」
「具合が悪くなったら入院すればいい」
――その”あたりまえ”が、もう通用しない時代が来ています。

はじめまして。
私は、理学療法士(リハビリの専門職)として20年近く高齢者の方と関わってきました。
総合病院で10年以上勤務したあと、現在は介護施設で地域の高齢者のリハビリを担当しています。

毎日、患者さんやご利用者さんと接する中で、強く感じていることがあります。

それは――
これからの日本では、「困ったら病院や施設が助けてくれる」という安心が、当たり前ではなくなるということです。

病院の約7割が赤字。「ある日突然、近くの病院がなくなる」時代へ

全国の病院団体(日本病院会・全日本病院協会など)が2025年11月に発表した最新調査では、衝撃的な数字が並びました。

経常利益が赤字の病院は61.2%
補助金を除いた医業利益で赤字の病院は69.0%

つまり、全国の病院の約7割が赤字経営という、過去7年間で最悪の状態になっています。

病院経営調査グラフ

📊 出典:2025年度病院経営定期調査 結果報告書(日本病院会・全日本病院協会ほか)

実際に、病院団体は2025年に
「このままでは、ある日突然、病院がなくなります」
という異例の緊急要望書を厚生労働大臣に提出しました。

これは、決して大げさな話ではありません。
あなたの街の病院も、無関係ではないのです。

介護事業者の倒産は過去最多。「介護を受けたくても受けられない」現実

介護の世界は、さらに深刻です。

東京商工リサーチの調査によると、
2025年の介護事業者の倒産は176件と、過去最多を更新しました。

介護事業者倒産件数

📊 出典:東京商工リサーチ:2025年「老人福祉・介護事業」倒産動向

特に在宅介護の要である訪問介護(ヘルパー)の倒産は91件で3年連続最多更新
さらに、倒産せずに「もう続けられない」と廃業・解散した事業者は653件にのぼり、こちらも過去最多です。

📊 出典:東京商工リサーチ:2025年「介護事業者」休廃業・解散動向

そして、厚生労働省の試算では、
2040年には介護職員が約57万人も不足すると見込まれています。

📊 出典:厚生労働省「第9期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」

「介護難民」と「介護離職」――子ども世代の生活も脅かす

こうした状況の中、これから増えていくのが、
介護が必要なのに受けられない「介護難民」

そして、
親の介護のために仕事を辞める「介護離職」です。

総務省の調査では、すでに年間10万人を超える人が介護を理由に離職しています。
そのほとんどが40代〜50代の働き盛り。
そして、離職した方の約7割が「経済的負担がむしろ増えた」と回答しているのです。

📊 出典:経済産業省「介護分野の取組について」

介護離職のイメージ

介護離職で家計が苦しくなる。
高齢者の医療費で社会保障費は膨らむ。
そのしわ寄せが現役世代に向かい、若い世代の生活も苦しくなる。

――こうして、高齢者と若い世代の分断が、ますます深まっていく恐れがあります。

だからこそ、いま「介護予防」が必要です

このブログを読んでくださっているあなたは、こう思われたかもしれません。

「じゃあ、私たちはどうすればいいの?」
「もう、どうしようもないの?」

大丈夫です。
私たち一人ひとりにできることが、ちゃんとあります。

それが、「介護予防」です。

介護予防とは、難しい医療の話ではありません。

  • 自分の足で歩き続けるための、ちょっとした運動
  • 頭と心を元気に保つための、人とのつながり
  • 正しい食事や生活習慣で、病気を遠ざける工夫

こうした「今日からできる小さな積み重ね」が、10年後・20年後のあなたの自由と、ご家族の安心を守ります。

ココロもカラダも「おたっしゃ(達者)」でいてほしい

いきいきと、自分らしく、なるべく長く健康でいてもらいたい。

ココロもカラダも「おたっしゃ(達者)」でいてもらいたい!

そして、最期まで自分の足で立ち、自分の口でおいしいものを食べ、
「ピンピン生きて、コロリと旅立つ」――そんな”ピンコロ”を目指してほしい。

そんな想いを込めて、このブログを始めました。

このブログでは、理学療法士として現場で20年近く向き合ってきた経験と、
厚生労働省や信頼できる研究機関の最新データをもとに、

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✅ 今日から実践できる形で

健康寿命を延ばすための情報をお届けしていきます。

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